8月1日第3回講座 明治大学博物館見学を実施しました。
1.明治大学博物館・大学会館内にあった・刑事博物館(1929年開設)、商品陳列館(1951年開設)
・大学博物館の先進的モデルケースとして評価される
・官公庁、自治体、国内外の大学・研究機関、各種教育団体による視察が多い
・年間の訪問者は約8万人
2.刑事部門
・現在の法と刑罰を考え、過去の法と刑罰を理解する事を目的に
各時代の法令や刑罰関連の道具を展示
・特に江戸時代の裁判と刑罰を展示
・「日本の罪と罰」に関する文書や絵画などの史料を収集
・日本史上著名な法令文書、高札、江戸時代の捕者具や拷問・刑罰具、捕者道具の
名和弓雄コレクション、日向国延岡藩内藤家文書、高札コレクションを展示
・ギロチン、ニュンベルクの鉄の処女(日本で唯一の展示史料)を展示
3.商品部門
・伝統的工芸品の戦後から現代に至る各々の時代相に裏付けられた商品の
あり方の検証
4.考古部門
・石器時代から古墳時代までの各時代の遺跡から出土された発掘品を展示
・旧石器時代
・群馬県の岩宿遺跡:日本で最初に発見された旧石器時代の遺跡
・埼玉県の砂川遺跡:人々の移動様子が確認
・縄文時代
・神奈川県の夏島貝塚:数少ない早期貝塚の一つ
・弥生時代
・栃木県の出流原遺跡:再葬墓の発見
・古墳時代
・茨城兼の三味塚古墳:前方後円墳
5.感想
・説明者の幅広くしかも深い知識に驚かされました。
・殆どが、今まで知らなかった事ばかりで大変勉強になりました。
・時間を超過するほどの熱心な説明に感謝します。
日本の将来に希望をもてました。