2025年10月18日土曜日

2025年度第7回講座 防衛省

 10月17日防衛省市ヶ谷台を見学しました。(以下は市ヶ谷台HP、紹介資料から)

防衛省
 ・日本の平和と独立を守り、国の安全をを保つ事を使命とする。
 ・国民の生命・財産と日本の領土、領海、領空を守り抜く。
 ・国内外での大規模災害や国際平和協力に対応する。
市ヶ谷台
 ・約25ヘクタール、約1万人の職員が勤務
 ・防衛省本省(内部部局)、陸上・海上・航空の3幕僚鑑査部、統合幕僚鑑査部が
  所在する日本の国防の中枢
 ・陸上自衛隊:市ヶ谷駐屯地、海上自衛隊:市ヶ谷地区、航空自衛隊:市ヶ谷基地
市ヶ谷記念館
 ・陸上士官学校本部として建設された建物の象徴的な部分を移設・復元した
  歴史的な建造物
 ・大講堂:陸軍士官学校の大講堂、旧軍の資料や制服を展示
   ・極東国際軍事裁判法廷として使用
   ・玉座の間
   ・玉座と視線が合うように、床には3%の勾配の傾斜
   ・床材は昭和9年のナラ 720枚を使用
 ・旧陸軍大臣室:陸軍士官学校時代に学長室、陸軍大臣室として使用、その後
    陸上自衛隊東部方面総監の執務室として使用
 ・旧便殿の間:士官学校時代の陛下休憩所、その後、陸上自衛隊幹部校長室
    として使用
 ・楯の会事件:1970年11月25日に三島由紀夫が率いる「楯の会」が起こした事件
    扉に残された3個所の刀瑕
その他の施設
 ・中央指揮所:自衛隊の指揮命令の中枢
 ・防衛省市ヶ谷無線塔:220メートルの通信鉄塔
 ・弾道ミサイル攻撃対処用パトリオットPAC-3
 ・市ヶ谷場外離着場:ヘリポート
感想
 ・案内の方の丁寧な説明により、市ヶ谷台の歴史、防衛省自衛隊の重要性が
  理解できました。



2025年10月4日土曜日

2025年度第6回講座 日本銀行

 10月3日に日本銀行を見学しました。

設立
 ・1882年
 ・松方正義大蔵郷「中央銀行を設立する理由は金融の流れを
          円滑にすることである」
役割
 ・銀行の銀行ー決済手段の提供ー
   ・中央銀行として紙幣(日本銀行券)の発行
   ・資金決済の円滑化
 ・金融システムの安定ー「最後の貸し手」ー
   ・緊急時に必要に応じて他の銀行への貸し出しを行う
 ・物価の安定ー金融政策ー
   ・紙幣の発行を一元的に行い、お金の価値を安定させる
 ・政府の銀行ー国の事務の取扱ー
   ・政府のお金(国庫金)の出し入れや国債の発行
日銀総裁
 ・総裁の油絵の肖像画が飾られている。ただし、最近の総裁は写真
   ・吉原重俊⇒⇒岩崎彌之助⇒⇒高橋是清⇒⇒井上準之助⇒⇒
    一萬田尚登⇒⇒白川方明⇒⇒黒田東彦⇒⇒植田和男
日銀本店本館
 ・辰野金吾が設計し、1896年に完成
 ・江戸時代「金座」があり、小判等の金貨が造られていた場所
 ・地下1階、地上3階の石積・煉瓦造、1階部分の外壁は花崗岩、2-3階部分は安山岩
 ・関東大震災でも倒壊せず一営業日も休まずに営業を続けた
 ・国の重要文化財
 ・東日本大震災を契機に免震化工事
金庫
 ・面積:1,426㎡(野球場のダイアモンドの約2倍)
 ・アメリカ製の扉:厚さ90cm、重さ:25トン、イギリス製扉、日本製扉
損傷した紙幣の引き換え(表・裏両面ある条件で)
 ・残っている面積が3分の2以上:全額として引き換え
 ・残っている面積が5分の2以上、3分の2未満:半額として引き換え
 ・残っている面積が5分の2未満:引き換え不可
感想
 ・係りの方の丁寧な説明で日銀の重要性が、良く理解できました。