2018年11月10日土曜日

第8回講座の実施

11月9日(金)に第8回講座を実施しました。概要は以下の通りです。

味の素 川崎工場 見学
概要
 ・うまみの発見:日本人科学者 池田菊苗
 ・事業化:鈴木三郎助 ⇒ 鈴木町の由来
 ・鈴木町(約10万坪=東京ドーム8個分)には人は住んでいなく、
   あるのは味の素の工場のみ
 ・世界に123の工場を持つ
 ・世界 130の国と地域に輸出
 ・かつお:約 1m、18kgまで成長するが、一番味の良い 約30cm、2-3kgを捕獲
   泳ぐ速度は、時速50Km、体験コーナでは、かつおが一瞬に泳ぎ去った
 ・環境への取組み
   ・包装の工夫:再生紙を使用した紙袋
   ・かつおを生かし切る
   ・資源保護:釣ったかつおに目印をつけて海へ返し移動ルートなどを調べる
     「標識放流調査」
 ・Power Ball:ご飯に「ほんだし」を混ぜるだけ
   日本代表選手団の間でエネルギーを補う捕食として人気
見学・体験
 ・シアター見学:うま味と共にあった日本人の食のあゆみを
   360度の大迫力スクリーンで体感
 ・「味の素」が出来るまでのジオラマ:発酵タンク⇒粗製タンク⇒精製タンク
    ⇒充填・包装
 ・かつお節削り体験
 ・うま味体験
   5つの基本味:うま味、甘味、塩味、苦味、酸味
    ・うま味:素材の味を引き立ててくれる、料理をおいしくする
 ・「ほんだし」おにぎりの試食 
 
川崎競馬場 見学
概要
 ・昭和25年に開設
 ・読売ランドの所有地
 ・地方競馬事業の目的
   ・地方公共団体の財政への寄与
   ・畜産事業の振興
   ・県民への健全なレジャーの提供
 ・売上金の20%で運営
 ・売上げが 1990年をピークに下降線をたどったが、インターネットによる
    購入により2017年は過去最高の売上げになった模様
施設
 ・コース:左回り、1周 1200m
 ・砂コース(深さ:20-30cm)
 ・川崎ドリームビジョン(幅:72m、高さ:16m)世界最大級・大迫力の
   超巨大ビジョン
 ・アミューズメントエリア
   ・かわさきホースライダー、・大型キッズルーム、・子供の遊び場、
   ・バーベキューエリア、・芝生公園
佐々木竹見像:川崎競馬に所属し日本騎手として最多勝(7153勝)を達成した
   偉業を称える
主なレース:・川崎記念、・関東オークス、・エンプレス杯、
    ・スパーキングレディーカップ、・全日本2歳優駿
小向厩舎:川崎競馬場の設備が狭いため幸区小向仲野町に厩舎を用意
    多摩川河川敷に1周 1200mの調教用ダートコース
見学
 ・係りの方に装鞍所、パドック、計量室、馬主室、着順ゲート、観客席、
  貴賓室等を案内していただきました。