9月6日(金)に第4回講座JERA川崎火力発電所を実施しました。
概要
JERAの設立
・2015年4月 東京電力フュエル&パワーと中部電力が統合 JERA:J(JAPAN) E(ENERGY) RA(ERA)
事業規模
・JERAのバリューチェーン LNG調達国:15カ国、上流投資案件数:6件、LNG輸送船団:18隻、LNGタンク容量(国内):665万kl、国内のLNGタンク、発電容量:約6,100万kw(国内最大)、発電電力量:2,350億kwh(国内発電量の約3割)
・JERAの事業規模 ・日本の発電設備容量の 1/4 を保有(火力:1/2)、 ・日本で使われる電気の1/3を創出、・日本で使用されるLNGの40%を調達・発電の仕組み
汽力発電 + ガスタービン発電 ⇒ コンバインドサイクル発電方式
・コンバインドサイクル発電方式:汽力発電とガスタービン発電を組合せ、
ガスタービンを回した後の排ガスの熱で蒸気を作り、蒸気タービンを回転し発電
・最大出力342万KW
ガスタービンを回した後の排ガスの熱で蒸気を作り、蒸気タービンを回転し発電
・最大出力342万KW
・MACC : 燃焼ガス温度1500°C、熱効率 約59%
燃料使用量・二酸化炭素排出量共に約25%削減
燃料使用量・二酸化炭素排出量共に約25%削減
・MACCⅡ:燃焼ガス温度1600°C、熱効率 約61%
燃料使用量・二酸化炭素排出量共に約30%削減
世界最高水準の熱効率を持つ発電設備
燃料使用量・二酸化炭素排出量共に約30%削減
世界最高水準の熱効率を持つ発電設備
・蒸気タービンで作られた蒸気を千鳥・夜光コンビナート地区の工場9社に供給
2万kl(原油換算)の燃料と約4.6万トンのCO2排出量削減を達成
2万kl(原油換算)の燃料と約4.6万トンのCO2排出量削減を達成
・エントツは羽田空港の旅客機の飛行を考慮して高さ85m
・環境への配慮
・空を汚さないために:LNGを燃料に使う事で、煤塵や酸性雨のもととなる
硫黄酸化物を排出しない。窒素酸化物は5ppm以下に低減
・海を汚さないために:発電所から出る機器洗浄水や生活排水は十分浄化し
水質を確認したうえで排水
・資源を守るために:世界最高水準の熱効率で二酸化炭素の排出量を抑制
・空を汚さないために:LNGを燃料に使う事で、煤塵や酸性雨のもととなる
硫黄酸化物を排出しない。窒素酸化物は5ppm以下に低減
・海を汚さないために:発電所から出る機器洗浄水や生活排水は十分浄化し
水質を確認したうえで排水
・資源を守るために:世界最高水準の熱効率で二酸化炭素の排出量を抑制
・見学
・巨大なMACC・MACCⅡが爆音をたてて稼働している様子を見学しました。
・巨大なMACC・MACCⅡが爆音をたてて稼働している様子を見学しました。