2024年10月19日土曜日

2024年第7回講座日本民家園(2024.10.18)

10月18日に第7回講座日本民家園見学を実施しました。

施設紹介(日本民家園パンフレットから)
 ・昭和42年に開園した古民家の野外博物館
 ・東日本の代表的な民家を移築
 ・水車小屋、船頭小屋、高倉、農村歌舞伎舞台等25件の建物を展示
 ・古民家で正月や節句等の年中行事を展示
 ・毎日3-5棟づつ囲炉裏端に火を入れ床上公開を実施

展示農家(日本民家園パンフレットから)
 ・原家:中原往還の小杉にあった豪農の家
 ・鈴木家:奥州街道沿いの馬宿

 ・井岡家:柳生街道沿いの「油屋」
 ・佐地家の門:名古屋城東の「武家屋敷の入口部分」
 ・三澤家:伊那街道沿いの半農・半商(薬屋)
 ・水車小屋:上掛け式動力用水車
 ・佐々木家:千曲川沿い名主の家:染物屋
 ・江向家:合掌造り民家 越中五箇山
 ・山田家:合掌造り民家 五箇山だが「白川」の要素
 ・野原家:合掌造り民家 越中五箇山(利賀系)
 ・山下家:
合掌造り民家 飛騨白川
 ・作田家:九十九里浜「地引網」の網元の家
 ・沖永良部の高倉:穀倉倉庫
 ・広瀬家:大菩薩峠の麗にあった甲州の農家
 ・太田家:中間柱なく広い土間を持つ分棟型農家(名主の家)
 ・北村家:建築年代のわりに開放的な農家
 ・清宮家:地元川崎の上層農家
 ・伊藤家:日本民家園誕生の契機になった川崎の農家(名主)
 ・蚕影山祠堂:養蚕の神様を奉るお堂
 ・岩澤家:丹波山地東麗の農家

 ・船越の舞台:志摩半島先端「船越という漁村」神社の境内の農村歌舞伎舞台
 ・船頭小屋:昭和48年渡船廃止まで使われていた船頭小屋
 ・工藤家:旧南部領岩手県北部に分布する曲がり家の農家(名主)
 ・菅原家:湯殿山(出羽三山)麗の農家(肝煎)

施設見学
 ・4人のボランティア・ガイドの皆さんに園内の建物を案内していただきましたが
  その詳しさと分かり易さに感心しました。





2024年10月5日土曜日

2024年第6回講座恩廻公園調節池(2024/10/4)

 10月4日に第6回講座恩廻公園調節池見学を実施しました。

開発の背景(川崎治水センターパンフレットから)
・鶴見川流域は自然が多く水田やため池があり雨水を浸透させたり溜めたりできたが
 昭和40年代から急激に開発が進み、家やビルが立ち並び、地表がコンクリートや
 アスファルトで覆われ、大雨が降ると雨水が一気に鶴見川に流れ、下流や低地で
 氾濫を起こしていた。(昭和33年9月:台風22号、昭和41年6月:台風4号、
 昭和51年9月:台風17号、昭和57年9月:台風18号) 
・昭和56年に流域を洪水の被害から守るため「鶴見川流域整備計画」が開始された。

施設概要(川崎治水センターパンフレットから)
・面積:2.27ha
・構造形式:地下調節池(トンネル)
・貯留容量:約110,000m³(25mプール:深さ1m 約330杯分)
・トンネル内径:Aトンネル:直径15.4-16.5m、Bトンネル:直径14.3-11.4m
・トンネル延長:約600m
・排水方式:ポンプ排水
・排水時間:1-2日
・流入方式:横越流流入方式
・越流堤長:80m

見学
・8階建ての階段を本抗へ下り
・2枚扉の水密扉から本抗へ入る
・巨大な洞窟のような本抗を見学

感想
・大雨時に洪水から住民を守る重要な施設である事を理解しました。