11月21日に橘樹官衛遺跡群を見学しました(以下は川崎市遺跡リーフレットから)
橘樹官衛遺跡群
・高津区千年の伊勢山台遺跡と宮前区野川の影向寺から構成 ・7世紀後から10世紀にかけての古代地方官衛(役所)
・川崎市初の国史跡に指定橘樹郡家跡
・1996年の宅地造成工事に実施された発掘調査により発見
・橘樹郡家跡第1ー8次調査で建物跡を確認・総柱建物郡が周囲を溝に囲まれた橘樹郡家正倉院であることを確認
・7世紀後半ー10世紀にかけての古代地方官衛を知るうえでの貴重な遺跡
・2015年3月10日「橘樹官衛遺跡群」として国史跡に指定 ・古代の郡家は郡長・正倉・館・厨家・曹司からなる
・橘樹郡家は現在のところ確実に判明しているのは正倉院のみ正倉院
・建物の構造:総柱建物
・柱の長さ:地下部分 約4尺、地上部分 約4尺
・壁体構造:板校倉造
・屋根形式:切妻造
・屋根形式:切妻造
・屋根材:草葺
・壁の高さ:12尺
・壁の高さ:12尺
・壁板の幅や厚さ:厚さ 2.5寸、幅 1尺、上下に12枚重ね
・材料:柱 クリ、壁板・床板・扉板 スギ、大棟 ヒノキ
・材料:柱 クリ、壁板・床板・扉板 スギ、大棟 ヒノキ
影向寺遺跡
・創建:7世紀後葉
・木造薬師如来両脇侍像:・国指定重要文化財・薬師如来座像:像高 139..0cm、
・創建:7世紀後葉
・木造薬師如来両脇侍像:・国指定重要文化財・薬師如来座像:像高 139..0cm、
ケヤキ材一本造、・日光菩薩立像・月光菩薩立像: 171.0cm、
サクラ材一本造
・薬師堂:・神奈川県指定重要文化財、・規模:桁行5間(13.3m)
・薬師堂:・神奈川県指定重要文化財、・規模:桁行5間(13.3m)
梁行5間(11.9m)寄棟造・建築年代:江戸時代前期(元禄7年)
・附:厨子1基、古瓦15枚、石灯籠1基、塔心礎、屋根替銘札2枚
・影向石(塔心礎):・神奈川県指定重要文化財、・古代に建立された塔の心礎
・附:厨子1基、古瓦15枚、石灯籠1基、塔心礎、屋根替銘札2枚
・影向石(塔心礎):・神奈川県指定重要文化財、・古代に建立された塔の心礎
・柱座と柱の底部を固定するためのほぞ穴・舎利(釈迦の遺骨)
容器を納めることができる穴
・木造聖徳太子立像:・川崎市重要歴史記念物、・像高:91.0cm、
寄木造・玉眼 14世紀後半
・大銀杏:・薬師堂の東にある樹齢約600年といわれている大木、
・「乳だし銀杏」、・かながわ名木100選、まちの樹50選
・影向寺の絵馬:・薬師堂に奉納された絵馬 260枚以上
・西脇順三郎歌碑:・西脇順三郎が詠った詩
感想
学芸員の方の懇切丁寧な案内で橘樹官衛遺跡群の事が良く理解でき川崎の誇りであると感銘しました。


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