11月11日(金)に第8回講座を実施しました。概要は以下の通りです。
キングスカイフロント
・世界に貢献するライフイノベーションの国際戦略拠点
・多摩川河畔、対岸に羽田空港を臨む殿町地区
・国際戦略総合特区・国際戦略特区に指定
・2020年までに多摩川を跨いで対岸の羽田空港と直結する橋が完成する予定
COINS
・スマートライフケア社会
医療にかかる手間やコスト、距離を意識することなく、病気や治療から
解放され日常生活の中で自律的に健康を手にすることができる社会の実現
・体内病院
・体内の微小環境を自立巡回するウイルスサイズ(~50nm)スマートナノマシン
・人体内の「必要な場所で・必要な時に・必要な診断と治療」を実施
・多くの企業、大学、研究機関が連携するオープン・イノベーション体制
・6つのアプローチ研究
①難治がんを標的化し駆逐できるナノマシン
②脳神経系疾患の革新的治療技術
③運動感覚器機能を維持・再生するナノ再建術
④採血不要の在宅がん診断システム
⑤超低侵襲治療を実現する医薬・機器融合デバイス
⑥社会実装に向けた社会システム構築
ナノ医療イノベーションセンター (iCONM)
・クリーンルーム、合成実験室、生化学実験室、ヒト疾患モデル実験室の他、
微細加工設備 in vivo共焦点顕微鏡などの最先端の解析装置を完備
・研究者が自由に意見交換けきる空間を提供
健康安全研究所
・公衆衛生行政を支える科学的・技術的中核機関
・感染症、食の安全・安心、環境衛生等に対応
・使命:4つの柱を中心に様々な業務を展開し市民の健康で安全な暮らしを支える
・試験検査:衛生行政を科学的に支える
・調査検査:新たな課題に挑戦する
・研修指導:衛生行政を担う人材を育てる
・情報発信:医療関係者・市民に有益な情報を届ける
・理化学検査
・食品衛生法、水質基準に関する省令等に基づく様々な検査
・微生物検査
・感染症法に基づく病原体の検査、食品衛生法に基づく市内流通食品の検査
・感染症情報センター
・感染症の発生情報の正確な把握と分析、結果の的確な提供と公開
・病原体情報を加えた高度な解析や疫学研究の実施
見学
・岩崎 iCONM副センター長、岡部健康安全研究所長の紹介の後、センター及び
研究所を見学しましたが、各部門の若手研究者の熱のこもた説明に明るい日本の
未来を感じました。