9月8日(金)に第4回講座を実施しました。概要は以下の通りです。
横浜税関 川崎外郵出張所 見学
概要
・税関は全国を9つの地域に分けて管轄している。
・横浜税関は、神奈川県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、千葉県
(成田市を除く)の6県を管轄
・川崎外郵出張所は1日約1万個の小包と、約50万通の手紙やはがきを処理し
日本に到着する外国郵便物の約9割を扱う。
・税関の使命
・安全・安心な社会の実現
・輸出入が禁止されている物品、・社会悪物品の水際取り締まり、・密輸摘発
・不正薬物の摘発:川崎外郵出張所が全国の約5割を摘発
・知的財産侵害物品の取り締まり、・不正輸出に対する取り締まり
・適正かつ公平な関税等の徴収
・輸出入貨物の通関・課税、・関税等の徴収、・輸入事後調査の実施
・貿易円滑化の推進
・AEO制度:貨物管理や法令遵守体制が整備された貿易関連事業者を
税関が認定し、国際物流に係る特例措置を認める制度
・EPA:2以上の国又は地域間で、FTAの要素に加え、貿易以外の分野で
締結される包括的な協定
・通関関係書類の電子化・ペーパーレス化に向けた取組み
・感想
・麻薬犬の活躍の模様を見学しましたが、麻薬犬が大好きなオモチャを
探すように麻薬を摘発していたのには驚きました。
川崎マリエン 見学
概要
・10階展望室は、地上51m、360度、川崎港・東京港を見渡せる。
・直径5mの巨大ジオラマは川崎港を詳細に表示している。
・川崎港の今後の取組み
・川崎港の歴史
・臨海工業地帯開発の父 浅野総一郎
・埋め立てによる造成、臨海型の工場群
・製鉄、石油化学等の企業の進出
・浮島町に石油コンビナートの造成
・シビルポートアイランドとして東扇島の整備
・京浜三港(東京港、川崎港、横浜港)連携
・川崎港港湾計画
・コンテナターミナルを核とした東扇島の物流促進
・川崎港コンテナターミナル施設整備の考え方
・千鳥町再整備計画
・臨海道路東扇島水江町線整備の推進
・その他の施設整備事業
・港湾緑地の今後の活用と整備の方向性
・市民に親しまれる港づくり
・防災・減災への取組み
・東扇島地区基幹的広域防災拠点における訓練について
感想
・川崎みなとガイド協会会長によるジオラマを使った川崎湾の歴史、産業、
企業の位置関係等の説明で川崎港の様子が良く理解できました。