7月27日(金)に第6回講座を実施しました。概要は以下の通りです。
横浜市営地下鉄川和車両基地 見学
事業紹介
・平成20年3月に完成
・グリーンライン専用の車両基地
・収容能力:4両x17編成=68両
・車両基地の地下に河川遊水地を立体整備し土地の有効利用を図っている。
・実施作業
・検査作業:列車検査、月検査、重要部検査、全般検査、臨時検査
・その他の作業:車輪転削、電車の洗浄、清掃作業
グリーンラインの概要
・全長:13Km、駅数:10駅、レール幅:1,435mm
・リニアモータを採用
・床を低くでき、トンネルを小さくできている。
・従来の鉄道の勾配は約 3.5% だったが 6% に改善されている。
・空気バネの採用
・振動を吸収する。
・旅客数(重さ)で車体の高さを調整する。
施設見学
・検修庫、転削庫、洗浄線等を見学
鶴見川川和遊水地 見学
事業紹介
・鶴見川に併設され急激な豪雨による洪水の防止
・都市化に伴う洪水被害を防ぎ、安全性の確保
・約60mm/hr(10年に1回規模)の降雨に対応
・面積:2万6千平方メートル、貯水容量:12万立方メートル
・川和車両基地の下を遊水地として利用
遊水地の仕組み
・洪水で水位が高くなる。
・堤防より一段低い越流堤防から流水を遊水地に流す。
・河川の水位が下がった時点で、排水樋管から少しづつ川に流す。