2019年7月28日日曜日

第2回講座の実施

7月26日(金)に第2回講座を実施しました。概要は以下の通りです。

明治大学農学部 黒川農場 見学

事業紹介
・明治大学の新たなサテライトキャンパス
・施設規模:総面積 約12ヘクタール、露地圃場 約1.4ヘクタール
  里山・雑木林 約6.4ヘクタール、大型温室3棟、中型温室1棟、小型温室3棟
・3つのコンセプトを基本とする農場
 ①未来型エコシステム(環境共生)
  ・自然エネレギーの活用
  ・資源循環型の生産方式
  ・環境と共生する農場
 ②里山共生システム(自然共生)
  ・生物多様性の保持
  ・環境教育の場として活用する農場
 ③地域連携システム(地域共生)
  ・「農業公園づくり事業」の中核的存在
  ・市民や企業・行政と連携する農場
農場見学
・甲斐先生の農場案内時に興味あるお話を聞くことが
    出来ました。以下はその1部です。
 ・生産物を明治4キャンパス、セレサモス、及び
  近くのレストランで販売
 ・牛糞から微生物を活用して約3ヶ月で肥料を作成
 ・ほうれん草の収穫は15回/年(一般の農家では5回/年)
 ・約600人の学生のうち農家の子供は 10%以下
 ・朝の出勤時には、クワガタ、カブトムシ等の子供が喜ぶ昆虫に出会う。
 ・近くの里山は自然豊かでタヌキやハクビシンが生息している。

アジア航測(株) 見学

事業紹介
・空間測量のトップ企業
・航空機と最新鋭のセンサーによる空間情報の収集・解析
・活用方法の提案、実施プラン策定
講演
・松沢CSR推進室長による説明
 ①航空レーザ計測と赤色立体地図
 ②多摩丘陵の地形の凸凹を診る
 ③地形の凸凹とトンボ
  ・地形の凸凹と水辺
  ・トンボを知る
  ・地形の凸凹とトンボ
 ④多摩丘陵の地形から防災を学ぶ
  ・小流域で診る防災の視点 水は高いところから低いところへ流れる
  ・土砂災害の心配は? がけ崩れのはなし
  ・ドラゴンゾーンを知ろう TRネット 岸由二先生
  ・川崎市洪水ハザードマップ
 ⑤まとめ
  ・地図から見る新百合ヶ丘駅周辺の 100年
  ・多摩丘陵は多摩川と相模川の削り忘れ?
  ・地形の凸凹から見えるもの
感想
 ・最新のセンサー技術で見た仁徳天皇御陵の映像からこの企業の技術力の高さを
  知ることができました。
 ・室長が日用品で作った「トンボ」をみてその器用さに舌を巻きました。

2019年7月13日土曜日

第1回講座の実施

7月12日(金)に第1回講座を開講しました。概要は以下の通りです。

開講に当たってのご挨拶
 NPO法人 高津区文化協会  田村事務局長
 川崎の歴史と文化を識る会 吉松会長

講演
「工都川崎の過去・現在・未来」その①「工都川崎の誕生」 
 NPO法人 産業・環境創造リエゾンセンター 瀧田顧問
概要
1.はじめに:図で見る100年前の川崎町周辺
 (1)川崎町周辺の人口と工場の発展
   -明治29 (1906)年~大正9 (1920)年
 (2)川崎市鳥瞰図
2.工場立地の進出
 (1)内陸部から始まった近代工場の進出
 (2)当時の受入側の対応
  ①川崎町長 石井泰助氏の談
  ②橘樹郡長 羽田格三郎氏の談
3.インフラの整備
 (1)京浜臨海部の埋立て
 (2)鉄道網の整備
 (3)京浜地域における電気供給事業
4.京浜臨海部の形成の立役者
 (1)浅野総一郎
 (2)日本鋼管(現 JFEスチール(株))
 (3)JR鶴見駅の駅名に残るゆかり(縁)の人々
おわりに
  川崎市の人口の動向ー少子高齢化の中で際立つ増加

講演
「工都川崎の過去・現在・未来」その②「川崎臨海部からはじまる新たな展開」
 川崎市 臨海部国際戦略本部国際戦略推進部 高橋部長 
概要
1.川崎臨海部とは
  ・川崎市の概要
  ・川崎市の人口
  ・市内に立地するグローバルカンパニー
  ・川崎臨海部
  ・環境技術の集積
  ・多様な発電施設
  ・川崎水素戦略のリーディングプロジェクト
  ・川崎臨海部の税収
2.臨海部ビジョン
  ・世界の現状と課題
  ・日本の現状と課題
  ・川崎臨海部に期待される役割
  ・臨海部ビジョン
  ・リーディングプロジェクトの推進
  ・SDGs(持続可能な開発目標)
3.キングスカイフロントから始まる未来
  ・キングスカイフロント
  ・川崎の南端は、世界の最先端
  ・いすゞ自動車川崎工場
  ・キングスカイフロントの変遷
  ・土地利用状況(開発初期段階・現在)
  ・キングスカイフロント及び周辺状況
  ・キングスカイフロントにおける主な取り組み
  ・研究事例(体内病院)
  ・キングスカイフロントにおける研究
  ・ライフイノベーションが解決する未来
  ・最先端医療機器の普及に向けて
  ・未来の医療
  ・再生細胞医療
  ・新たな拠点形成に向けて
  ・拠点形成状況
  ・環境整備(高機能・高水準な拠点形成)
  ・キングスカイフロント周辺状況
  ・羽田連絡道路
  ・羽田空港跡地(第1・第2ゾーン)
  ・将来的な拠点連携イメージ
  ・グローバルエコシステムの形成に向けて
  ・The future of Costal Area

会の推進
  ・企画委員からのお願い事項の説明
  ・スタッフとメンバーの自己紹介
  ・サポーターの輪番決め
  ・次回講座(7月26日)の案内
  

2019年7月9日火曜日

抽選会の実施

募集人員40名に対して約2倍の応募があり、6月24日に厳正な抽選を実施しました。なお、当選者・補欠者・落選者には結果をハガキで通知しました。