7月26日(金)に第2回講座を実施しました。概要は以下の通りです。
明治大学農学部 黒川農場 見学
事業紹介
・明治大学の新たなサテライトキャンパス
・施設規模:総面積 約12ヘクタール、露地圃場 約1.4ヘクタール
里山・雑木林 約6.4ヘクタール、大型温室3棟、中型温室1棟、小型温室3棟
・3つのコンセプトを基本とする農場
①未来型エコシステム(環境共生)
・自然エネレギーの活用
・資源循環型の生産方式
・環境と共生する農場
②里山共生システム(自然共生)
・生物多様性の保持
・環境教育の場として活用する農場
③地域連携システム(地域共生)
・「農業公園づくり事業」の中核的存在
・市民や企業・行政と連携する農場
農場見学
・甲斐先生の農場案内時に興味あるお話を聞くことが
出来ました。以下はその1部です。
・生産物を明治4キャンパス、セレサモス、及び
近くのレストランで販売
・牛糞から微生物を活用して約3ヶ月で肥料を作成
・ほうれん草の収穫は15回/年(一般の農家では5回/年)
・約600人の学生のうち農家の子供は 10%以下
・朝の出勤時には、クワガタ、カブトムシ等の子供が喜ぶ昆虫に出会う。
・近くの里山は自然豊かでタヌキやハクビシンが生息している。
アジア航測(株) 見学
事業紹介
・空間測量のトップ企業
・航空機と最新鋭のセンサーによる空間情報の収集・解析
・活用方法の提案、実施プラン策定
講演
・松沢CSR推進室長による説明
①航空レーザ計測と赤色立体地図
②多摩丘陵の地形の凸凹を診る
③地形の凸凹とトンボ
・地形の凸凹と水辺
・トンボを知る
・地形の凸凹とトンボ
④多摩丘陵の地形から防災を学ぶ
・小流域で診る防災の視点 水は高いところから低いところへ流れる
・土砂災害の心配は? がけ崩れのはなし
・ドラゴンゾーンを知ろう TRネット 岸由二先生
・川崎市洪水ハザードマップ
⑤まとめ
・地図から見る新百合ヶ丘駅周辺の 100年
・多摩丘陵は多摩川と相模川の削り忘れ?
・地形の凸凹から見えるもの
感想
・最新のセンサー技術で見た仁徳天皇御陵の映像からこの企業の技術力の高さを
知ることができました。
・室長が日用品で作った「トンボ」をみてその器用さに舌を巻きました。