2019年10月28日月曜日

第7回講座の実施

10月25日(金)に第7回講座を実施しました。概要は以下の通りです。


鶴見川多目的遊水地 見学
概要
・鶴見川洪水による被害
 ・都市化の進行
   都市化率:1958年:10%⇒1966年:20%⇒
        1975年:60%⇒2003年:85%
 ・都市化の進行により、流域での保水・遊水
   機能が減少、雨が地面に染み込まず、急速に
   河川や低地に集中するため、浸水被害が
   起こりやすくなった。
 ・鶴見川=暴れ川
・雨水調整池:総合治水の流域対策の柱
   鶴見川流域には大小あわせて約4,900カ所が配置されている。
・貯水池の仕様
 ・遊水地面積: 84ha、総貯水容量:390万立方メートル、
  超流堤延長:450メートル、流入方式:自然横越流方式、排水方式:自然排水
・遊水地の構成
 ・越流堤:周囲の堤防より一区間を低い構造とし、洪水を遊水地に流入させる施設
 ・減勢池:越流堤から流入した水の流れを減少させるエリア
 ・排水門:洪水時に遊水地内に貯留した水を鶴見川の水位の低下とともに鶴見川に
   排水させるための排水施設
 ・囲繞堤:遊水地と河川の間に位置する堤防
 ・周囲堤:遊水地と周辺の土地との間に位置する堤防
 ・日産スタジアム:ピロティ方式(高床式)、スタジアムの下に水が貯まる。
・台風19号(2019.10.12)
 ・鶴見川の水位が上昇し約94万立方メートルの洪水を一時的に貯留
 ・日本対スコットランド戦を無事開催することができた。

川崎市平和館 見学
概要
 川崎市は平和都市の創造と恒久平和に寄与するため、「核兵器廃絶平和都市宣言」
 の理念や川崎大空襲など戦争の悲惨な体験、市民の平和に対する願いを踏まえて、
 中原平和公園の一角に「川崎平和館」を設立した。
 ①導入:平和を考える
   平和な状態とはなにかを、分かり易く説明
 ②川崎と戦争
   戦時中の川崎市における市民生活について解説
 ③日本と戦争
   日本と戦争の関わりについて説明
 ④兵器と戦争
   通常兵器や核兵器について解説
 ⑤戦争と人間
  「戦争、そしてもうひとつの戦争」「ひとつの地球・ふたつの世界」を上映
 ⑥国家による弾圧
   弾圧について解説
 ⑦現代の紛争
   紛争の弱者への被害について解説
 ⑧武力紛争とメディア
   マスメディアと武力紛争の関わりを解説
 ⑨さまざまな暴力
   環境破壊、貧困、差別について解説
 ⑩平和への取組み
   様々な平和問題に対する取り組みを紹介
 *拉致被害者家族支援「横田めぐみさん」コーナー
   


2019年10月17日木曜日

第6回講座の実施

10月11日(金)に第6回講座を実施しました。概要は以下の通りです。

洗足学園音楽大学 見学
概要
・敬虔なクリスチャンであった前田若尾氏が1924年
 に創設
・幼稚園、小中学校、高等学校、短大を併設
・ピアノ、オルガン、管楽器、作曲、声楽、
 ジャズ、ミュージカル、バレエなど17のコース
・前田ホール:「シューボックス」型の本格的な
 コンサートホール
 ・ 1,100席、年間200回を超える演奏会、舞台の
  前面にオーケストラピット
 ・巨大なパイプオルガン
・前田ホールの舞台と同じ広さ、同じ形の3室のリハーサル室
・ピアノ400台を3名の調律師が毎日調律
・図書館には音楽関係の書籍が約7万点
・楽器の保有:約4000点でこれを学生に貸し出す。
・卒業生が、演奏家、指導者、ゲーム業界など多彩な分野で活躍
・音響編集:楽器ごとに録音し、後で全体を合体させ曲を作る
・学生が先生を選択するとの事でした。
学内見学
・事務局長以下6名の皆様の案内で、バレーの練習風景、前田ホール、
 ブラックホール、e-キューブ、アンサンブルシティ、エチュードステーション、
 キッズスクウェアなどを見学しました。
 また、ミュージカル、マイフェアレディーのソロを披露していただきました。
・急なケーブルテレビの撮影に快く対応していただきました。

信号器材(株) 見学
概要
・鉄道関連機材製造等の鉄道事業と道路上の表示・
 標識作成等の道路事業から構成され、鉄道と道路の
 交通安全のパイオニアとして社会に貢献
・安全は全てに優先するとの精神
・技術
 ・路面貼付グラフィックサインシート
 ・道路標識用反射シート
 ・標識版&特殊金属:SKカール板&
  ワンプッシュ金具
 ・反射式道路縁石鋲:ボンエクレール
 ・自発光式道路縁石鋲:ボンエクレールEX
 ・リサイクルホタテ貝殻含有路面標示材:ボンラインシェル
 ・排水性舗装対応溶解噴射式路面標示:ミストライン
 ・溶融噴射式路面カラー塗装:ミストグリップ、ブライトグリップ
 ・遮熱塗装(溶融噴射式路面カラー塗装):フレグリップ
 ・排水性舗装対応リブ式高輝度路面標示:ミストリブライン
 ・超高圧水表面処理工法:Jリムーバー
 ・全天候型溶融式路面標示:AW製品
 ・非メルト型路面標示:ボンペイント
 ・自転車速度抑制メルト:溶融型ハンプ
・社内見学
 ・幹部の方による丁寧な展示室、工場の見学により社会の安全を支えている
  業務内容が良く理解できました。
 ・予定していた企業の見学が直前にキャンセルになり、急なお願いにも関わらず
  快く対応していただきました。

2019年10月3日木曜日

第5回講座の実施

9月27日(金)に第5回講座を実施しました。詳細は以下の通りです。

東京競馬場 見学
施設紹介
 ・昭和8年に開設
 ・敷地面積:784,520.94㎡
 ・観覧席数:22,235席
 ・芝コース、ダートコース、障害コースを備えた
  日本最大の競馬場
 ・日本ダービー、秋の天皇賞、ジャパンカップ等の
  大きなレースを開催
 ・世界最大級のマルチ画面ターフビジョン
 ・一大アミューズメントパーク
   ・ローズガーデン
   ・日本庭園
   ・子供向け施設
施設見学
 ・係りの方に装鞍所、パドック、計量室、騎手控室、フジビュースタンド等を
  案内していただきました。
 ・フジビュースタンドからは広大な東京競馬場が一望でき、晴れた日には
  富士山が見えるとの事でした。

サントリービール武蔵野工場 見学
概要
 1899年(明治32年)に、鳥井信治郎が鳥井商店を
 創業、、これを母体に 1921年(大正10年)に
 壽屋を設立。
 1963年(昭和38年)に商品名であったサントリーを
 社名にした。
 全国に4つの工場(東京・武蔵野、京都、
 群馬・利根川、熊本・阿蘇)をもつ。
ザ・プレミアム・モルツ
 副原料を一切加えず厳選された麦芽・ホップ・天然水のみを
 使用して製造
 ・麦芽:粒選り麦芽 100% 使用
 ・ホップ:欧州産アロマホップ 100% 使用
 ・天然水:天然水醸造
つくりのこだわり
 ・素材選び、・仕込、・発酵、・貯酒、・ろ過、・パッケージング
神泡:理想の泡へのこだわり
 ・泡の役割
   ・口当たりの良い味わい
   ・炭酸ガスを逃さない
   ・味・香りを逃さない
   ・酸化を防ぐ
工場見学の後の試飲タイム
 ・3種類のビールを楽しみました。