2018年12月15日土曜日

第10回講座の実施

12月14日(金)に第10回講座を実施しました。概要は以下の通りです。

講演
中小企業支援は地域の総力戦
「チームとして、仲間として、信頼の絆を強く」
  川崎信用金庫 参与、前川崎市経済労働局長 伊藤和良氏
概要
1、工都百年を貫くDNA
  ⇒留まることなき変化への対応
2、私の原点
  ⇒1990年代、産業構造の変化
3、川崎モデル
  ⇒頑張る中小企業を、皆で寄って集って応援
4、川崎モデルの特徴(「御用聞き」「おせっかい」)
5、秋霜烈日~尋ね歩きの日々を通じて
  ⇒多逢聖因 縁尋機妙(たほうしょういん、えんじんきみょう)
6、中小企業支援は地域の総力戦
  ⇒様々な取り組みを通じて、企業の皆様との信頼の絆を強める

グループ発表
・グループ毎に以下を議論し発表 
 ①各講座の満足度、②良かったこと、③講座全体の感想
 ④今後聴きたい講座・見学したい所、⑤意見・要望 など

講評
 会の顧問 郷土史家 高津区文化協会会長 鈴木穆氏
 

2018年12月3日月曜日

第9回講座の実施

11月30日(金)に第9回講座を実施しました。概要は以下の通りです。

五反田川放流路 見学
概要
・平瀬川水系全体計画
 ・水系全体の治水安全度を高める目的で平瀬川水系全体計画を策定
 ・五反田川と二ケ領本川は多摩川へ流入する平瀬川の支流
 ・現在、五反田川と二ケ領本川は時間雨量 35mmの降雨に対応可能
 ・将来、 時間雨量 90mmまで可能とする。
・洪水
 ・五反田川は麻生区細山地内を水源とし蛇行しながら流下し、東生田地内で
  二ケ領本川に合流する流路 4.8km、流域面積 8.0㎢ の都市河川
 ・下流まで約20分で流下する高低差の著しい河川で五反田川の下流部と
  二ケ領本川との合流部では急激な水位上昇により度重なる水害を繰返してきた。
 ・五反田川の分流部流域が氾濫すると登戸駅から久地駅に至る広範囲の
  浸水被害が想定される。
 ・時間雨量 90mm降雨時の浸水被害の想定
    浸水面積: 341ha、被害戸数:7,100戸
・五反田川放水路計画
 ・下流の二ケ領本川は、高度に都市化された地域を貫流していて
  川幅の拡長は困難なため、平瀬川水域全体計画で水域全体の抜本的治水
  対策として五反田川増水時に直接多摩川に放流する。
 ・自然流下圧力管方式:洪水時に五反田川の洪水全量を地下トンネルに流入させ、
  五反田川と多摩川の水位差を利用して直接多摩川へ放流する。
・放水路施設
 ・計画流用:150立方メーター/秒、延長:2,157m
 ・トンネル:外径 9.3m、内径 8.7m、施工方法 泥水式シールド工法
・環境への配慮
 ・工事に伴う排水が河川に流出することを防ぐために現場内に濁水処理機を設置
 ・仮囲の上に防音シートを設置
 ・覆工板の上に振動対策用のゴムマットを敷設

平和教育登戸研究所資料館 見学
概要
・旧日本軍の研究施設をそのまま保存・活用している唯一の資料館
・1937年11月に「陸軍科学研究所登戸実験場」として開設
・秘密戦(防諜、諜報、謀略、宣伝)用兵器、資材の研究・開発のために設置
・最初は、電波兵器、無線機器、宣伝機器などを開発
・1937年以降、毒物・生物兵器、スパイ用品の開発、偽札・偽造パスポートの製造を追加
・1942年以降、兵器の量産、風船爆弾の開発を追加、
・現在の明治大学生田キャンパスは、かつての登戸研究所の敷地内に立地
展示室
・第一展示室:登戸研究所の誕生の背景、組織・運営体制等を紹介
・第二展示室:風船爆弾開発の過程を紹介
・第三展示室:生物兵器・毒物・スパイ機材を研究開発した第二科の活動を紹介
・第四展示室:偽札製造を行った第三科の活動を中心に紹介
・第五展示室:日本軍の戦況悪化にともなう本土決戦体制の構築の流れと
       登戸研究所の移転様子を展示
史跡
・動物慰霊碑:実験動物を慰霊
・消火栓:陸軍のマーク
・26号棟跡:偽札を保管する倉庫と推定
・5号棟跡:偽札印刷工場
・資料館:対動植物生物化学兵器を研究開発
・倉庫跡:薬品庫として使用されていたと推定
・弥心神社:研究(知恵)の神をまつっていた。
・旧本館一帯:ヒマラヤ杉並木・車寄せ

2018年11月10日土曜日

第8回講座の実施

11月9日(金)に第8回講座を実施しました。概要は以下の通りです。

味の素 川崎工場 見学
概要
 ・うまみの発見:日本人科学者 池田菊苗
 ・事業化:鈴木三郎助 ⇒ 鈴木町の由来
 ・鈴木町(約10万坪=東京ドーム8個分)には人は住んでいなく、
   あるのは味の素の工場のみ
 ・世界に123の工場を持つ
 ・世界 130の国と地域に輸出
 ・かつお:約 1m、18kgまで成長するが、一番味の良い 約30cm、2-3kgを捕獲
   泳ぐ速度は、時速50Km、体験コーナでは、かつおが一瞬に泳ぎ去った
 ・環境への取組み
   ・包装の工夫:再生紙を使用した紙袋
   ・かつおを生かし切る
   ・資源保護:釣ったかつおに目印をつけて海へ返し移動ルートなどを調べる
     「標識放流調査」
 ・Power Ball:ご飯に「ほんだし」を混ぜるだけ
   日本代表選手団の間でエネルギーを補う捕食として人気
見学・体験
 ・シアター見学:うま味と共にあった日本人の食のあゆみを
   360度の大迫力スクリーンで体感
 ・「味の素」が出来るまでのジオラマ:発酵タンク⇒粗製タンク⇒精製タンク
    ⇒充填・包装
 ・かつお節削り体験
 ・うま味体験
   5つの基本味:うま味、甘味、塩味、苦味、酸味
    ・うま味:素材の味を引き立ててくれる、料理をおいしくする
 ・「ほんだし」おにぎりの試食 
 
川崎競馬場 見学
概要
 ・昭和25年に開設
 ・読売ランドの所有地
 ・地方競馬事業の目的
   ・地方公共団体の財政への寄与
   ・畜産事業の振興
   ・県民への健全なレジャーの提供
 ・売上金の20%で運営
 ・売上げが 1990年をピークに下降線をたどったが、インターネットによる
    購入により2017年は過去最高の売上げになった模様
施設
 ・コース:左回り、1周 1200m
 ・砂コース(深さ:20-30cm)
 ・川崎ドリームビジョン(幅:72m、高さ:16m)世界最大級・大迫力の
   超巨大ビジョン
 ・アミューズメントエリア
   ・かわさきホースライダー、・大型キッズルーム、・子供の遊び場、
   ・バーベキューエリア、・芝生公園
佐々木竹見像:川崎競馬に所属し日本騎手として最多勝(7153勝)を達成した
   偉業を称える
主なレース:・川崎記念、・関東オークス、・エンプレス杯、
    ・スパーキングレディーカップ、・全日本2歳優駿
小向厩舎:川崎競馬場の設備が狭いため幸区小向仲野町に厩舎を用意
    多摩川河川敷に1周 1200mの調教用ダートコース
見学
 ・係りの方に装鞍所、パドック、計量室、馬主室、着順ゲート、観客席、
  貴賓室等を案内していただきました。

2018年10月27日土曜日

第7回講座の実施

10月26日(金)に第7回講座を実施しました。概要は以下の通りです。

巡視船 見学
概要
 ・川崎湾には16の運河
 ・京浜運河でのノルウェー船のタンカー事故の後、船舶監視信号を設置
 ・東扇島防波堤(全長:3340m、岸からの距離:600m)と岸との間を航行
 ・沖にJXTG扇島東シーバース(水深 26m、32万トンを係留)
   ペルシャ湾からの原油を受け入れ
 ・水江町と東扇島の間に新たな橋の建設を予定
ルート
 船客待合所⇒千鳥運河⇒塩浜運河⇒京浜運河⇒横浜との境界地点でUターン⇒
 70メートル水路⇒東扇島防波堤内の川崎港⇒羽田空港滑走路付近でUターン⇒
 京浜運河⇒塩浜運河⇒千鳥運河⇒船客待合所
主な見学地点
 東亜石油京浜製油所、川崎臨港倉庫、川崎ゼロ・エミッション工業団地
 川崎バイオマス発電所、川崎天然ガス発電所、東日本旅客鉄道発電所、日清製粉
 昭和シェル石油、扇島太陽光発電所、扇島風力発電所、JFEスチール東日本製鉄所
 川崎港コンテナターミナル、川崎マリエン、羽田空港第四滑走路
 最後の埋立地(浮島町)、東扇島東公園
感想
 残念ながら曇り空でしたが、波が無い静かな海上から川崎の工場群、羽田の
 第四滑走路を楽しむことができました。
 又、船客待合所付近からは、評判の工場夜景の工場を明るい時間に
 見る事が出来ました。

(株)クレハ環境 見学
概要
 ・1971年 呉羽梱包(株)として設立
 ・2006年 (株)クレハ環境に改称
 ・産業廃棄物の適正処理(焼却処理、リサイクルを行う施設で前処理、
  焼却・発電施設から構成)に貢献
 ・95%をクレハ以外から受注
 ・敷地面積:約24,500㎡、津波発生時の避難場所に提供
 ・発電量:3炉運用時:4,000KW(東電へ売電)、2炉運用時:2,500KW
   (東電へ売電)、1炉運用時:500KW(東電から買電)
 ・保守:2-3ヶ月に1度機械を止めて保守、保守費:年間 5-6,000万円
施設の構成
 ・計量棟:廃棄物のITVによる確認、マニフェスト、購入伝票を渡し、計量票の発行
 ・前処理棟:回転切断粉砕機と回転破砕機により通常の処理施設で
   受入困難な大型廃棄物を処理
 ・焼却処理棟:キルンストーカ炉及び流動床炉による多様な廃棄物を効果的に処理
   飛灰ダイオキシン熱分解装置などを設置し万全な公害対策
 ・発電機棟:廃熱ボイラで回収した熱を利用し発電を行い、
   サーマルサイクルを実施
 ・管理棟:プラント設備をはじめ、施設全体を管理。
   研修室や展示施設等の処理施設設置のための啓発施設を併設
感想
 ・循環型社会の形成に貢献していると感じました。

2018年10月14日日曜日

第6回講座の実施

10月12日(金)に第6回講座を実施しました。概要は以下の通りです。

昭和音楽大学 見学
概要
 ・創立:1930年(下八川圭祐声楽研究所)
 ・厚木市に大学設立:1984年
 ・麻生区に移転:2007年
 ・オペラに強い音楽大学
 ・学科:音楽芸術表現学科(作曲、指揮、ピアノ、オルガン、、声楽、他)
      音楽芸術運営学科(ミュージカル、バレエ、アートマネジメント、他)
テアトロ・ジーリオ・ショウワ(オペラ用大ホール)
 ・ヨーロッパのオペラ劇場が最も輝いていた時代の伝統を継承
 ・馬蹄型客席 1367席(2000席以上設置可能だが客の快適性を考えている)
 ・オーケストラピット:演奏面の高さ 客席から最大 -2.4m、客席は 104席減る
 ・ステージ左右にモニターがあり、出演者はモニターを見ながら演技ができる
 ・音響設備:劇場デジタルミキサー、ハウススピーカー
 ・仮設反響板:演奏に合わせて組み合わせる
 ・楽屋:個室楽屋6室(指揮者用、主役女性用、主役男性用、他)
     中楽屋2室、大楽屋2室、スタッフルーム3室、衣装室、シャワー室
     2槽式洗濯機2台
ユリホール(シューボックス型コンサートホール)
 ・小規模のリサイタルや室内楽に最適
 ・359席、オーケストラ、バレー等用に席を取り外せる
 ・吸音カーテン
公開講座
 ・実技系講座、・教養講座、・音楽療法講座、・公開試演会

日本映画大学 見学
概要
 ・今村昌平監督の「人間に興味を持て」との理念をもとに 2011年4月に
   大学としてスタート
 ・日本唯一の映画大学
 ・今村昌平監督の実績
  ・1958年「果しなき欲望」ブルーリボン賞新人賞
  ・1959年「にあんちゃん」文部大臣賞
  ・1961年「豚と軍艦」ブルーリボン賞第1位
  ・1963年「にっぽん昆虫記」映画賞を総なめ
  ・1983年「楢山節考」カンヌ国際映画祭で最高賞(パルム・ドール賞)
  ・1997年「うなぎ」カンヌ国際映画祭で最高賞(パルム・ドール賞)
 ・映画のできるまで:①企画、②シナリオ作り、③準備・撮影
   ④仕上げ・完成、⑤上映
映画上映
 ・「ひいくんのあるく町」
   かつての町は今でも温かく、いつまでも優しい、
   日本映画大学卒業、青柳拓氏のデビュー作
 ・昔懐かしい「ニュース映画」

2018年9月30日日曜日

第5回講座の実施

9月28日(金)に第5回講座を実施しました。概要は以下の通リです。

川崎競輪場 見学
概要
 ・昭和24年3月に開設
 ・敷地面積:46,286㎡(東京ドームとほぼ同じ)
 ・収容人員:51,000人(東京ドームとほぼ同じ)
 ・座席数:6,895席
 ・自転車
  ・タイヤは空気圧10気圧で硬い
  ・ブレーキが無いため、足でこぎながら止める、400mコース⇒約600mで停止
  ・ペタルのベルトはペタルを引き上げる時に必要
  ・自転車の重さ:8Kg
  ・1レースで廃棄する場合もある
 ・プロ選手:約2,200人(女性:約100人)、年齢制限無し、最高齢 63歳
 ・競争路:1周400m(国際基準は250m)、最大傾斜角度:32度
 ・レース:左回り、カメラが自動的に選手を追いかけている
 ・ドーピング検査:抜き打ち検査、外国製プロテインが危ない
 ・イメージアップに向けた取組み
   ・地域小・中学生の競輪場施設見学、職業訓練
   ・小学校への出張授業
   ・駅伝大会・マラソン大会への協力
   ・商店街イベント・市民まつり・都内の地域イベントへの出店
見学
 ・プロ選手の案内で自転車置き場、練習室、選手控室、バンク等を見学しました。
 ・32度のバンクでは立っているのが不可能でしたが、競技中の選手は平らな道を
  走っている感覚との事でした。

川崎市議会 見学
概要
 ・川崎市:1924年7月に川崎町・大師町・御幸村が合併し誕生
      1972年4月に政令指定都市
      1982年に7区体制
 ・市民と市議会との関係:市民が市議会議員を選ぶ。議員に願いを伝える。
 ・市民と市長との関係:市民が市長を選ぶ。市長は市民のための仕事をする。
 ・市議会と市長との関係:市長が市議会に提案する。市議会が決める。
 ・市議会議員:4年毎の選挙で選出、25歳以上の市民
 ・市議会議員数:60人(川崎区:9人、幸区:7人、中原区:10人、高津区:9人、
     宮前区:9人、多摩区:9人、麻生区:7人)
 ・川崎市議会の構成:議長席、議会局長席、演壇、理事者席、速記者席、議員席、
            記者席、傍聴席
 ・市議会の権限:議決権、選挙権・同意権、意見書提出権、
    検査権・監査請求権、調査権
 ・市議会のルール:定足数の原則、会議公開の原則、過半数議決の原則、
    会期不継続の原則、一事不再議の原則
 ・委員会:総務委員会、文教委員会、健康福祉委員会、まちづくり委員会、
    環境委員会
 ・市民の権利:直接請求、請願・陳情
 ・市議会活動を知る方法:傍聴、議会中継、テレビ放映、議会広報紙、
    市議会ホームページ、フェイスブック、ツイッター

2018年9月17日月曜日

第4回講座の実施

9月14日(金)に第4回講座を実施しました。概要は以下の通りです。

健康安全研究所 見学
概要
・平成25年3月に殿町国際戦略拠点(キングスカイフロント)の一画に開所
・公衆衛生行政を支える科学的・技術的中核機関
・感染症、食の安全・安心、環境衛生等に対応
・使命:4つの柱を中心に様々な業務を展開し市民の健康で安全な暮らしを支える
 ・試験検査:衛生行政を科学的に支える
 ・調査検査:新たな課題に挑戦する
 ・研修指導:衛生行政を担う人材を育てる
 ・情報発信:医療関係者・市民に有益な情報を届ける
・理化学検査
 ・食品衛生法、水質基準に関する省令等に基づく様々な検査
・微生物検査
 ・感染症法に基づく病原体の検査、食品衛生法に基づく市内流通食品の検査
・感染症情報センター
 ・感染症の発生情報の正確な把握と分析、結果の的確な提供と公開
 ・病原体情報を加えた高度な解析や疫学研究の実施
見学
・岡部健康安全研究所所長の紹介の後、センター及び研究所を見学しました。
 各部門の若手研究者の熱のこもた説明に明るい日本の未来を感じました。
 また、研究現場で岡部所長自ら説明をしていただき、いつもながら所長の前向きで
 積極的な姿勢に頭が下がりました。

花王・川崎工場 見学
概要
・1887年6月創業
・製品開発の歴史
 ・1890年「花王石鹸」、1932年「花王シャンプー」、1951年「花王粉せんたく」
  1978年「ロリエ」、1980年「ビオレ」、1982年「ソフィーナ」、
  1983年「メリーズ」、1987年「アタック」、1994年「クイックルワイバー」、
  2003年「ヘルシア緑茶」、2009年「アタックNeo」、
  2016年「つめかえ用ラクラクecoパック」
・全国に9工場、川崎工場は基幹工場
・コンシューマープロダクツ事業:化粧品事業、スキンケア・ヘアケア事業、
  ヒューマンヘルスケア事業、ファブリック&ホームケア事業
・ケミカル事業:水性インクジェット用顔料インク、新シリカ分散性向上剤、
  高性能減水剤
・グローバル展開:世界約100の国や地域へ製品・サービスを提供
・セグメント別売上比率
  ビューティケア事業:39.3%、ヒューマンヘルスケア事業:19.8%
  ファブリック&ホームケア事業:22.5%、ケミカル事業:18.4%
・社会への貢献
 ・花王国際こども環境絵画コンテスト、・小中学校への出張授業
 ・ミュージアムや工場の見学、・地域やお店との取組み
見学
・製造ライン:24時間無人運転、ロボットとセンサーで自動並べ替え
・センサーで品質検査及び抜き取り検査
・クリーンルームで衛生管理
・強度を考え8角形のダンボール
・倉庫:7600棚、スタッカークレーン10台で全自動収納、事故等に備えて同じ製品を
 バラバラに収納
  

2018年8月25日土曜日

第3回講座の実施

8月24日(金)に第3回講座を実施しました。概要は以下の通りです。

講演

「歯科のセラミック治療で三方よしを目指して」
 ~自分の歯で生活することの幸せ~
  QLデンタルメーカー株式会社 石原社長
概要
 ・セラミック治療の素晴らしさ:材質、歯科医院・歯科技工士の質の高さ
 ・銀歯の普及率:日本 95%、米国 2%
 ・金属アレルギー:銀歯をやめたら治った
 ・平均耐用年数:保険銀歯 7年、自費セラミックス 15年
 ・ジルコニア:強さと美しさを持つ新しい歯冠修復セラミック
 ・80才での残存歯数:スウェーデン25本、米国17本、日本8.8本
 ・予防歯科:定期的なクリーニングが重要
 ・歯科業界の構造的な問題:過当競争、歯科技工所へのしわ寄せ
 ・歯科技工士残酷物語
 ・デジタル歯科技工のアップを目指す
 ・患者さんへのメッセージカード:患者の気持ち、技工士のやりがい

「生ごみを運ばず、燃やさず、その場で処理」
 ~バイオの力で水分と CO2に分解~
  SINKPIA・JAPAN株式会社 松岡代表取締役
概要
 ・キッチン・厨房・事務所から生ごみを出さない環境を目指す
 ・自然由来の微生物の力で生分解処理する生ごみ処理機シンクピア
 ・全国で年間20回以上の展示会に出展
 ・微生物の力を活用
 ・室内設置・臭気への強み・コンパクトサイズ・低ランニングコスト
 ・地域密着型の展開:保守契約が必須
 ・生ごみを焼却せずその場で処理することで CO2 を削減
 ・事業系生ごみ処理機助成制度
 ・日本製を守る:生ごみ処理技術を海外へ流出させない
 ・生ごみは運ばず・燃やさず・自己処理する時代へ

2018年7月29日日曜日

第2回講座の開催

7月27日(金)に第6回講座を実施しました。概要は以下の通りです。

横浜市営地下鉄川和車両基地 見学
事業紹介
 ・平成20年3月に完成
 ・グリーンライン専用の車両基地
 ・収容能力:4両x17編成=68両
 ・車両基地の地下に河川遊水地を立体整備し土地の有効利用を図っている。
 ・実施作業
   ・検査作業:列車検査、月検査、重要部検査、全般検査、臨時検査
   ・その他の作業:車輪転削、電車の洗浄、清掃作業
グリーンラインの概要
 ・全長:13Km、駅数:10駅、レール幅:1,435mm
 ・リニアモータを採用
   ・床を低くでき、トンネルを小さくできている。
   ・従来の鉄道の勾配は約 3.5% だったが 6% に改善されている。
 ・空気バネの採用
   ・振動を吸収する。
   ・旅客数(重さ)で車体の高さを調整する。
施設見学
 ・検修庫、転削庫、洗浄線等を見学

鶴見川川和遊水地 見学
事業紹介
 ・鶴見川に併設され急激な豪雨による洪水の防止
 ・都市化に伴う洪水被害を防ぎ、安全性の確保
 ・約60mm/hr(10年に1回規模)の降雨に対応
 ・面積:2万6千平方メートル、貯水容量:12万立方メートル
 ・川和車両基地の下を遊水地として利用
遊水地の仕組み
 ・洪水で水位が高くなる。
 ・堤防より一段低い越流堤防から流水を遊水地に流す。
 ・河川の水位が下がった時点で、排水樋管から少しづつ川に流す。

2018年7月14日土曜日

第1回講座の開催

7月13日(金)に第1回講座を開講しました。概要は以下の通りです。

開講に当たってのご挨拶
 NPO法人 高津区文化協会  田村事務局長
 川崎の歴史と文化を識る会 吉松会長

講演
「工都川崎の過去・現在・未来」その①「工都川崎の誕生」 
 NPO法人 産業・環境創造リエゾンセンター 瀧田顧問
概要
1.はじめに:図で見る100年前の川崎町周辺
 (1)川崎町周辺の人口と工場の発展
   -明治29 (1906)年~大正9 (1920)年
 (2)川崎市鳥瞰図
2.工場立地の進出
 (1)内陸部から始まった近代工場の進出
 (2)当時の受入側の対応
  ①川崎町長 石井泰助氏の談
  ②橘樹郡長 羽田格三郎氏の談
3.インフラの整備
 (1)京浜臨海部の埋立て
 (2)鉄道網の整備
 (3)京浜地域における電気供給事業
4.京浜臨海部の形成の立役者
 (1)浅野総一郎
 (2)日本鋼管(現 JFEスチール(株))
 (3)JR鶴見駅の駅名に残るゆかり(縁)の人々
おわりに
  川崎市の人口の動向ー少子高齢化の中で際立つ増加

講演
「工都川崎の過去・現在・未来」その②「イノベーション都市かわさきの挑戦」
 川崎市 港湾局 高橋局長 
概要
1.川崎臨海部開発の歴史
2.公害問題の克服に向けた取組の経験
3.川崎市が取り組む3つのイノベーション
 ・ライフイノベーション
 ・グリーンイノベーション
 ・ウエルフエアイノベーション
4.リーディングプロジェクト~6つのモデル~
 ①水素サプライチェーン構築モデル
 ②水素BCPモデル
 ③鉄道駅におけるCO2フリー水素活用モデル
 ④地域循環型水素地産地消モデル
 ⑤産業分野における低炭素水素活用モデル
 ⑥パッケージ型水素ステーションモデル
5.港の役割
6.川崎みなと祭り
7.東京オリンピック・パラリンピックを好機に最先端都市・川崎を世界に発信

会の推進
 ・企画委員からのお願い事項の説明
 ・スタッフとメンバーの自己紹介
 ・サポーターの輪番決め
 ・次回講座(7月27日)の案内
  

抽選会の実施

募集人員40名に対して約2倍の応募があり、6月25日に厳正な抽選を実施しました。なお、当選者・補欠者・落選者には結果をハガキで通知しました。

2018年4月22日日曜日

2018年の募集案内

{募集要項}
募集人員40名 川崎市及びその近傍に在住・在勤し、5~6km歩行
 可能な方で、且つ、原則全回出席可能な方 (応募者多数の場合は抽選)

参加費5,800円(全10日分 傷害保険料800円を含む)
<開催日(7月13日)にご持参下さい。>*交通費、昼食等は自己負担

申込方法FAX、またはハガキに氏名、フリガナ、年齢、男女別、電話・FAX番号、住所を明記の上、下記宛てにお送り下さい。
*お申込みに関する個人情報は本講座の目的以外に使用することはありません。

申込先FAX(専用):(050)3737-7305
ハガキ:高津区文化協会 元気な川崎を知ろう!係
     住所 〒213-0001 川崎市高津区溝口1-4-1 高津市民館内

申込み締切6月22日(金)必着(FAX・ハガキ共)

問合せ先:090-8511-7242 (元気な川崎を知ろう!!係)