2017年12月9日土曜日

第10回講座の実施

12月8日(金)に第10回講座を実施しました。概要は以下の通りです。

講演
「川崎モデルの生成と展開」~中小企業を寄って集って応援する~
  川崎信用金庫 参与、前川崎市経済労働局長 伊藤和良氏
概要
1、川崎のいま 
2、川崎市における成長戦略の拠点
3、灰色のかわさき”時計の針を少しもどすと・・。
  ⇒全国に伝播された負のイメージ
4、逆転劇!公害の街から、先端産業の集積地へ
  ⇒いざ、川崎工場夜景の世界へ
5、私の原点
  ⇒90年代、川崎臨海部の空洞化
6、川崎モデル=中小企業支援は地域の総力戦
  ⇒頑張る中小企業を皆で寄って集って応援する
7、川崎モデルの特徴(「えこひいき」「おせっかい」)
8、川崎信用金庫の参与として、多逢聖因、縁尋機敏
9、「ファーストコールバンク」を目指して
  ⇒様々な取り組みを通じて、企業の皆様との信頼の絆を強める

グループ発表
・グループ毎に以下を議論し発表 
 ①各講座の満足度、②良かったこと、③講座全体の感想
 ④今後聴きたい講座・見学したい所、⑤意見・要望 など

講評
 会の顧問 郷土史家 高津区文化協会会長 鈴木穆氏
 

2017年11月26日日曜日

第9回講座の実施

11月24日(金)に第9回講座を実施しました。概要は以下の通りです。

中央卸売市場北部市場 見学
概要
・宮前区にある川崎市の中央卸売市場
・生鮮食料品を安心、安全、適正な価格で提供
・消費者地に立地し、高速道路のインターチェンジに近いというメリットを生かし
 川崎北部の食を支えている。
・広さは168,587㎡で東京ドーム3.5個分
・施設:3つの冷蔵庫棟(マイナス50℃)、青果棟卸売場・仲卸売場、
 花き棟卸売場・仲卸売場、水産棟卸売場・仲卸売場、製氷棟、ガラス温室、
 配送棟、生ゴミ処理施設、発泡スチロール処理施設、関連商品売場棟
・取扱品目:青果、水産物、花き、加工食

長沢浄水場 見学
概要
・標高:着水井 83.5m、用地面積 197,591.60㎡
・水源:相模川水系 ・相模湖(表流水)、・津久井湖(表流水)
・水源である相模湖、津久井湖から導水、浄水場で処理した水道水の配水の
 大部分を地形の高低差を利用した自然流下による
・施設能力:上水道 280,000㎥ /日、工業用水道 250,000㎥ /日
・水道施設 浄水処理工程
 着水井⇒活性炭接触池⇒沈でん池⇒急速ろ過池⇒配水池
・工業用水道施設 浄水処理工程
 第1沈でん池⇒第2沈でん池⇒調整池
・環境への対応
 ・太陽光発電の導入、・ろ過池の自己水逆洗方式の採用、・雨水調整池の整備
 ・浄水発生土の利用
・災害への対応
 ・施設の耐震化、・配水池の送水ルートの二重化
・安全でおいしい水の供給
 ・活性炭接触池の整備・ろ過池覆蓋の設置

2017年11月11日土曜日

第8回講座の実施

11月10日(金)に第8回講座を実施しました。概要は以下の通りです。

JFE環境、JFEプラリソース、JFEアーバンリサイクル 見学
概要
JFE環境(株)
 ・ペットボトルのリサイクル
 ・使用済ペットボトルを科学的に分解し元の原料と同品質のペット油脂を製造
 ・再生品:繊維製品(衣類、トートバッグ)、シート製品(卵パック、
   果実トレー)、つめかえボトル、成型品(ごみ箱、ハンガー、ボールペン)
 ・ラベルは分解して製鉄原料化
 ・徹底した異物除去対策の実施
JFEプラリソース(株)
 ・プラスチック製容器包装の再商品化
 ・コンクリート打設用型枠のボードの製造
 ・再生プラ造粒品からNFボードを製造し販売
 ・NFボード:使用済プラスチックを原料とした再生プラスチックボード
 ・加工性、耐久性、耐水性、耐菌繁殖性、可視光線反射率、耐衝撃性で優位
 ・用途:畜舎、食肉加工工場内装材、地下鉄防水保護材、道路標識基礎型枠
JFEアーバンリサイクル(株) 
 ・家電(テレビ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機等)のリサイクル
 ・再資源化率 99% 以上
 ・処理フロー:手解体工程(人でによる正確できめ細かい解体作業)⇒
   ブラウン管ガラス処理工程(⇒パネルカレット、ファンネルカレット、他)
   破砕・選別工程(⇒ウレタン、断熱材フロン、鉄、銅・アルミニウム、他)
   プラスチック破砕工程(⇒プラスチック原料)

コアレックス三栄(株)東京工場 見学
・概要
 ・世界初のゼロ・エミション製紙工場
 ・古紙からトイレットペーパーを製造
 ・家庭用再生紙の分野で4割以上の全国シェア
 ・原料は家庭からの紙ごみ、企業・官公庁からの機密文書、牛乳パック等
 ・機密文書箱は内容を確認せずにそのまま水で溶かす。
 ・牛乳パックは上質の繊維でできているので、5コでトイレットペーパー1コ
 ・プラスチック、金属等が混在する原料を再資源化する異物除去システム
 ・循環型製紙ライン
 ・きれいな水に戻す浄化システム
 ・放流時における水力発電

2017年10月28日土曜日

第7回講座の実施

10月27日(金)に第7回講座を実施しました。概要は以下の通りです。

東京電力フュエル&パワー(株)川崎火力発電所 見学
概要
・東京電力の天然ガス火力発電所
・敷地の25%の緑化を推進中
・発電の仕組み
  汽力発電 + ガスタービン発電 ⇒ コンバインドサイクル発電方式
・コンバインドサイクル発電方式:汽力発電とガスタービン発電を組合せ、
  ガスタービンを回した後の排ガスの熱で蒸気を作り、蒸気タービンを回転し発電
・最大出力342万KW
・MACC :   燃焼ガス温度1500°C、熱効率 約59%
  燃料使用量・二酸化炭素排出量共に約25%削減
・MACCⅡ:燃焼ガス温度1600°C、熱効率 約61%
  燃料使用量・二酸化炭素排出量共に約30%削減
  世界最高水準の熱効率を持つ発電設備
・蒸気タービンで作られた蒸気を千鳥・夜光コンビナート地区の工場10社に供給
  2.2万kl(原油換算)の燃料と約5.1万トンのCO2排出量削減を達成
・エントツは羽田空港の旅客機の飛行を考慮して高さ85m
・環境への配慮
 ・空を汚さないために:LNGを燃料に使う事で、煤塵や酸性雨のもととなる
   硫黄酸化物を排出しない。窒素酸化物は5ppm以下に低減
 ・海を汚さないために:発電所から出る機器洗浄水や生活排水は十分浄化し
   水質を確認したうえで排水
 ・資源を守るために:世界最高水準の熱効率で二酸化炭素の排出量を抑制
見学
 ・巨大なMACC・MACCⅡが爆音をたてて稼働している様子、及び
  定期点検のための広い保守エリアを見学しました。

JXTGエネルギー 川崎製造所 見学
JXTGエネルギー(株)
概要
・世界で第8位の規模を持つ日本の最大手の石油元売企業、
・国内に11つ製油所と5つの製造所を持つ。
・マーケットリーダー:国内燃料油の50%
  パラキシレン:世界1位、プロピレン:アジア1位
・事業内容
  ・石油製品(ガソリン・灯油・潤滑油等)の精製及び販売
  ・ガス・石炭の輸入及び販売
  ・石油化学製品等の製造及び販売
  ・電気・水素の供給
・2020年東京オリンピック・パラリンピックのゴールドパートナー
・ENEOS:「ENERGY」と「NEOS(ギリシャ語で新しい)」を
   組み合わせた造語
川崎製造所
概要
・川崎コンビナートの中核企業
・エチレン、プロピレン、ベンゼン、パラキシレン等を生産
・70%を川崎コンビナート内の企業へパイプラインで供給
・陸上出荷設備:川崎地区6か所、浮島地区3か所から化学品、潤滑油、
   LPGを出荷
・海上出荷設備:川崎地区4基、浮島地区10基で原料のほとんどの入荷と製品の
   約6割を出荷
   最大7万トン級のタンカーが着桟可能であり原料ナフサや
   輸入LPG船を受入れ
見学
・大型バスで川崎地区、浮島地区に分散する工場を見学しました。
 同乗の社員の方が各設備及び隣接企業の様子を分かり易く説明してくれました。
 また、工場夜景の昼の姿を見学できました。
 

2017年10月14日土曜日

第6回講座の実施

10月13日(金)に第6回講座を実施しました。概要は以下の通りです。

川崎市消防局 見学
概要
・149万人都市川崎の市民を火災、災害から生命、身体、財産を守り安全、安心を確保
・市内に8消防署、28消防出張所があり 職員1,406人
・消防指令センター:市内の災害情報を集中管理
・消防団:8団28分団から構成され約1,200の団員が地域防災力の要として活動
・装備の内訳
 ・ポンプ車:52台、救助工作車:9台、ヘリコプター:2機、化学車:7台、
  救急車:35台、消防艇:2艇、はしご車:8台、指揮車:9台
  その他の消防車:76台(震災工作車、大型化学高所放水車、高発泡車、
  大型除染システム搭載車、電源車、ホース延長車、特別高度工作車、
  特殊災害対応車、水災害対応車)
・2016年度のデータ
 ・火災:374件(建物火災:247件、車両火災:28件、船舶火災:3件、
  その他の火災:96件)
 ・火災原因:放火:85件、たばこ:63件、電気関係:61件
 ・救助隊出動:1,085件(火災:133件、交通:142件、水難:27件、
  建物等:410件、ガス・酸欠:25件、機械:17件、その他:331件)
 ・救急出動;68,439件(急病:45,907件、一般負傷:10,230件、
  交通事故:4,243件、、その他:8,059件)
 ・傷病程度別搬送者:59,937人(軽症:33,287人、中等症:21,894人、
  重症:4,310人、死亡:442人、その他:4人)
・災害活動支援
 ・「東日本大震災」では、緊急消防援助隊派遣要請に基づき現地に消防隊員を派遣
 ・東京都大島町で発生した土砂災害現場に消防隊員を派遣
 ・海外で発生した地震などの大規模災害に対して「国際消防救助隊」を派遣
・消防局からのお願い:「救えるはずの命」を救うために救急車の適正利用に
  ご協力をお願いします。

川崎アゼリア 地下空調設備 見学
概要
・アゼリア
 ・日本最大級の地下商業施設
 ・トップSC(ラゾーナ、アトレ)に対抗する新しい商業施設
 ・ライフシェア モール Azalea
   日々の暮らしを豊かにするモノや、皆が集まれるコミュニティのある
   次世代型ショッピングステージの創造
 ・延床面積:約56,000㎡、店舗数:163店舗
 ・2016年3月16日にグランドオープン
 ・3つのゾーン
  ・食物販ゾーン、・レストランゾーン、・ファッション&雑貨ゾーン
・川崎地下街アゼリア省エネルギーモデル事業
 ・地域の省エネ推進における「先導的モデル事業」
 ・工事上の留意点
   ・地下街運用に支障のない改修
   ・通行人や一般車両への十分な安全配慮
 ・最新鋭の高効率空調システム
 ・年間3000tのCO2削減を達成
 ・ネオホワイト蓄熱空調システム(同じ容積で冷熱を沢山蓄えられる物質
  (ネオホワイト)を利用した夜間蓄熱・昼間放熱空調)の導入
 ・導入システムの構成
  ・ネオホワイト蓄熱空調システム、・高効率冷温水発生機
  ・二次冷温水ポンプ可変流量制御、・空調機ファン可変風量制御
  ・地下駐車場換気ファン可変風量制御、・フリークーリング、・BEMS


2017年9月23日土曜日

第5回講座の実施

9月22日(金)に第5回講座を実施しました。概要は以下の通りです。

容器文化ミュージアム 見学
概要
・容器の歴史の講演
 ・容器包装とは
   ・あらゆる物質の生産と消費の橋渡し
 ・容器包装の歴史
   ・農業開始:収穫物の保存、集落で生活:物々交換(包んで運ぶ)
 ・容器包装の近代化
   ・手作業から工業化⇒東洋製罐創立(1917年)
 ・主な容器包装の紹介
   ・金属容器、ガラス容器、プラスチック容器、紙容器、クロージャー
・容器文化ミュージアムの見学
 ・人と容器のかかわり
   ・人の暮らしと切っても切れない容器包装
 ・容器包装の役割
   ・「まもる」、「つかいやすく」、「つたえる」
 ・容器包装NOW
   ・飲み物や日用品など多彩な容器包装
 ・環境
   ・容器の環境対応
 ・循環する容器包装
   ・作られ、使われ、分別回収されて、また新しく生まれ変わる容器包装
 ・缶詰ラベルコレクション
   ・明治時代からの代表的な缶詰ラベルの展示
 ・人と容器の物語
   ・古代から現代、そして未来へ続く容器包装の進化
 ・インバーテッドボディメーカー
   ・約100年前の自動製缶機
・タイムカプセル缶作り
 ・未来の自分、家族へのメッセージを缶に入れてタイムカプセル缶作り

JAL(整備工場とSKY-MUSEUM) 見学
概要
・航空教室
 ・映像、画像を用いて航空機について学習
・展示エリア見学
 ・モデルプレーンタワー
   ・歴代航空機を1/50 サイズモデルプレーンで展示
 ・大年表
   ・JALグループ発足当時からの歴史を紹介
 ・歴代制服展示
   ・JALグループの歴代制服を展示
 ・仕事紹介
   ・運航乗務員、客室乗務員、整備士、空港スタッフ、及びその他の仕事内容や
    日常業務で重要な役割を果たす「7つの道具」を紹介
 ・制服体験
   ・JALスタッフの制服を着て記念撮影
 ・新製品・サービス紹介
   ・国際線、国内線の座席を展示
 ・顔マッピング
   ・一瞬のうちに様々な職種のJALスタッフに変身
・格納庫見学
  ・巨大な旅客機を整備士が整備している状況を見学
  ・旅客機が実際に離陸する様子を見学
  ・多くの人々を運ぶ航空機の安全の確実な確保をお願いします。

2017年9月10日日曜日

第4回講座の実施

9月8日(金)に第4回講座を実施しました。概要は以下の通りです。

横浜税関 川崎外郵出張所 見学
概要
・税関は全国を9つの地域に分けて管轄している。
・横浜税関は、神奈川県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、千葉県
  (成田市を除く)の6県を管轄
・川崎外郵出張所は1日約1万個の小包と、約50万通の手紙やはがきを処理し
  日本に到着する外国郵便物の約9割を扱う。
・税関の使命
 ・安全・安心な社会の実現
  ・輸出入が禁止されている物品、・社会悪物品の水際取り締まり、・密輸摘発
  ・不正薬物の摘発:川崎外郵出張所が全国の約5割を摘発
  ・知的財産侵害物品の取り締まり、・不正輸出に対する取り締まり
 ・適正かつ公平な関税等の徴収
  ・輸出入貨物の通関・課税、・関税等の徴収、・輸入事後調査の実施
 ・貿易円滑化の推進
  ・AEO制度:貨物管理や法令遵守体制が整備された貿易関連事業者を
   税関が認定し、国際物流に係る特例措置を認める制度
  ・EPA:2以上の国又は地域間で、FTAの要素に加え、貿易以外の分野で
   締結される包括的な協定
  ・通関関係書類の電子化・ペーパーレス化に向けた取組み
・感想
 ・麻薬犬の活躍の模様を見学しましたが、麻薬犬が大好きなオモチャを
  探すように麻薬を摘発していたのには驚きました。

川崎マリエン 見学
概要
・10階展望室は、地上51m、360度、川崎港・東京港を見渡せる。
・直径5mの巨大ジオラマは川崎港を詳細に表示している。
・川崎港の今後の取組み
 ・川崎港の歴史
  ・臨海工業地帯開発の父 浅野総一郎
  ・埋め立てによる造成、臨海型の工場群
  ・製鉄、石油化学等の企業の進出
  ・浮島町に石油コンビナートの造成
  ・シビルポートアイランドとして東扇島の整備
 ・京浜三港(東京港、川崎港、横浜港)連携
 ・川崎港港湾計画
 ・コンテナターミナルを核とした東扇島の物流促進
 ・川崎港コンテナターミナル施設整備の考え方
 ・千鳥町再整備計画
 ・臨海道路東扇島水江町線整備の推進
 ・その他の施設整備事業
 ・港湾緑地の今後の活用と整備の方向性
 ・市民に親しまれる港づくり
 ・防災・減災への取組み
 ・東扇島地区基幹的広域防災拠点における訓練について
感想
 ・川崎みなとガイド協会会長によるジオラマを使った川崎湾の歴史、産業、
  企業の位置関係等の説明で川崎港の様子が良く理解できました。

2017年8月26日土曜日

第3回講座の実施

8月25日(金)に第3回講座を実施しました。概要は以下の通りです。

講演

「南武線90年の歩みと首都圏各路線の歴史」 
  川崎市文化協会 三武 理事
概要
・南武線の特徴と接続路線
 ・川崎市域縦貫線(市内交通の大動脈路線)で、支線を含め 39.6km の路線
 ・10駅で19路線、40系統と接続している。
・南部鉄道の歴史
 ・多摩川の水害と築堤、多摩川砂利鉄道施設免許を申請
   ・アミガサ事件
 ・川崎~登戸間の開業、立川へ向かって延伸
 ・利用者増大への工夫
   ・府中競馬場の誘致と稲田堤の600本の桜の植樹
 ・内陸工業地帯の形成と人口増加
   ・日立製作所、東芝、日本工学、富士通信機製造、他
 ・軍事施設、国有化、戦災焼失
 ・輸送機能の充実と高架化、貨物輸送の変化
・鉄道軌間の種類:特殊狭軌、狭軌、偏軌、標準軌
・ダイヤモンド・クロス:南部鉄道と東京横浜鉄道の交差
・立川駅配線図、府中本町駅配線図
・横浜駅の変遷
・南武線の将来
・南武線を取り巻く各路線の歴史
  ・五日市鉄道、青梅電気鉄道、甲武鉄道、京王電気鉄道、、他
・交通政策審議会答申第198号
感想
 ・幅広い知識に感心しました。

「高性能電気三輪自動車、果てしなき夢」
 (株)日本エレクトライク 松波 会長
概要
・松波会長
 ・トヨタ自動車のワークスドライバーとして活躍
 ・モンテカルロラリーに出場
 ・東科精機の2代目社長に就任
 ・東海大学と産学連携で電気三輪自動車の開発に着手
 ・還暦を迎える 2008年に日本エレクトライクを設立
 ・19年ぶり16番目の国産自動車メーカー
 ・インド Bajaj Auto 社と取引開始
・エレクトライク
 ・電気を意味するエレクトリックと
  3輪車を意味するトライクを組み合わせた造語
 ・一人乗りの電動三輪自動車
 ・アクティブホイールコントローラー:左右駆動輪に取り付けられた
     モーターを個別に制御
 ・転倒への不安を解消し安定したコーナリングを実現
 ・左右後輪を制御する事により 2.8m の最小回転半径を実現
 ・電気をエネルギー源にしているため環境に優しい
 ・NHKや民放各社でも取り上げられている。
 ・国土交通省型式認定を取得
 ・今後海外の生産委託先を確保し海外市場でのビジネスをを拡充する。
感想
 ・松波会長はパワーあふれ、アイデアいっぱいの企業人で、いつも
  その迫力に圧倒されています。

2017年7月31日月曜日

第2回講座の実施

7月28日(金)に第2回講座を実施しました。概要は以下の通りです。

横浜市北部汚泥資源化センター 見学
概要
 横浜市内の5水再生センター(都筑、港北、北部第一、北部第二、神奈川)から
 発生する下水の汚泥を集約し、濃縮、消化、脱水、焼却の各処理を行う。
汚泥処理のフロー(内発協ニュースより抜粋)
 各水再生センターから受け入れた汚泥は水分99%を含んでいるが、これを
 「受泥設備」で受け入れスクリーンかすを分離し、汚泥のみが「濃縮設備」へ
 送られる。
 ・濃縮設備:機械的に高濃度に濃縮する。
 ・消化タンク設備:卵型したタンク内で36℃に保ち攪拌しながら1か月間
  保存する。
  微生物の動きを促進させることで有機物が分解され、1日あたり47,000N㎥の
  主成分がメタンガスの消化ガスを発生させる。これは、所内のガスコージェネ
  システム用、及び焼却炉用の燃料として有効利用される。
 ・脱水設備:残った汚泥を遠心分離機で80%まで水分を減らす。
 ・焼却設備:850℃で焼却される。最後に残った焼却灰は7割を改良土センターに
  供給し、残りをセメント原料として業者に引き取ってもらう。
感想
 顕微鏡で微生物が有機物を分解する不思議世界を見る事ができました。

キリンビール横浜工場 見学
概要
 1870年(明治3年)にノルウェー系アメリカ人ウィリアム・コープランドが、
 日本で初めて大衆向けにビールを醸造・販売した企業「スプリング・バレー・
 ブルワリー(コープランドビール)」を起源とする、日本のビール事業の
 草分け的企業で全国に9工場を持つ。
 ブランド名・ラベルデザインの「麒麟」は、空想の古代中国の聖獣(霊獣)。
 国内のビール工場で製麦の技術を持つビールメーカーはキリンだけ。
製造工程の見学
 ・素材⇒糖化⇒麦汁ろ過⇒煮沸⇒発酵⇒貯蔵・ろ過⇒パッケージング
体験
 ・麦芽の試食
 ・一番搾りと二番絞りの飲み比べ
 ・最後に、一番搾り、プレミアム、東京物語を飲み比べ
感想
 一番搾りのおいしさの秘密を体験する事ができました。

2017年7月17日月曜日

第1回講座の実施

7月14日(金)に第1回講座を開講しました。概要は以下の通りです。

開講に当たってのご挨拶
 NPO法人 高津区文化協会  田村事務局長
 川崎の歴史と文化を識る会 阿部会長

講演
「工都川崎の過去・現在・未来」その①「工都かわさきの誕生」 
 NPO法人 産業・環境創造リエゾンセンター 瀧田顧問
概要
1.図で見る100年前の川崎町周辺
 (1)川崎町周辺の人口と工場の発展
   -明治29 (1906)年~大正9 (1920)年
 (2)川崎市鳥瞰図
2.工場立地の進出
 (1)内陸部から始まった近代工場の進出
 (2)当時の受入側の対応
  ①川崎町長 石井泰助氏の談
  ②橘樹郡長 羽田格三郎氏の談
3.インフラの整備
 (1)京浜臨海部の埋立て
 (2)鉄道網の整備
 (3)京浜地域における電気供給事業
4.京浜臨海部の形成の立役者
 (1)浅野総一郎
 (2)日本鋼管(現 JFEスチール(株))

講演
「工都川崎の過去・現在・未来」その②「イノベーション都市かわさきの挑戦」
 川崎市 経済労働局産業政策部 高橋部長 
概要
1.川崎臨海部開発の歴史
2.公害問題・地球温暖化対策の取組み
3.川崎国際環境技術展2018の紹介
4.殿町国際戦略拠点 KING SKYFRONT の紹介
 ・ナノ医療イノベーションセンター
 ・ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
 ・CYBERDYNE株式会社
 ・実中研 再生医療・新薬開発センター
 ・川崎生命科学・環境研究センター
 ・国立医療薬品食品衛生研究所
 ・ペプチドリーム株式会社
5.川崎市 知的財産交流事業の紹介
6.川崎モデルを巡る近年の動き

会の推進
 ・企画委員からのお願い事項の説明
 ・スタッフとメンバーの自己紹介
 ・サポーターの輪番決め
 ・次回講座(7月28日)の案内
  

2017年6月26日月曜日

抽選会の実施

募集人員40名に対して約2倍の応募があり、6月26日に厳正な抽選を実施しました。なお、当選者・補欠者・落選者には結果をハガキで通知します。

2017年4月27日木曜日

2017年の募集案内

[募集要項]募集人員40名 川崎市及びその近傍に在住・在勤し、5~6km歩行
 可能な方で、且つ、原則全回出席可能な方 (応募者多数の場合は抽選)

参加費5,800円(全10日分 傷害保険料800円を含む)
<開催日(7月14日)にご持参下さい。>*交通費、昼食等は自己負担

申込方法FAX、またはハガキに氏名、フリガナ、年齢、男女別、電話・FAX番号、住所を明記の上、下記宛てにお送り下さい。
*お申込みに関する個人情報は本講座の目的以外に使用することはありません。

申込先FAX:(044)844-4471
ハガキ:高津区文化協会 元気な川崎を知ろう!!係
     住所 〒213-0001 川崎市高津区溝口1-4-1 高津市民館内

申込み締切6月23日(金)必着(FAX・ハガキ共)

問合せ先:090-8511-7242 (元気な川崎を知ろう!!係)